パニック障害と自律神経の関係
「急に息苦しくなって動悸がした…」
「また発作が起きるんじゃないかと不安になる…」
「病院ではパニック障害と言われたけど、どうして起きるのか分からない…」
パニック障害でお悩みの方から、このようなお話を伺うことは少なくありません。
郡山市のいろどり接骨院郡山院にも、
・病院に通っている
・薬を飲んでいる
・検査では大きな異常がない
それでも「体調が安定しない」「常に不安感がある」と悩まれて来院される方がいらっしゃいます。
もちろん、パニック障害は精神的ストレスも大きく関係する症状です。
ですが実際の現場では、“心だけ”ではなく、“体の状態”が深く関係しているケースも非常に多く見られます。
特に重要なのが「自律神経」です。
今回は、パニック障害と自律神経の関係について、接骨院の視点から分かりやすく解説していきます。
そもそも自律神経とは?
自律神経とは、私たちの体を無意識にコントロールしている神経です。
例えば、
・呼吸
・心拍
・血圧
・胃腸の働き
・体温調整
・睡眠
など、生きていくために必要な働きを24時間調整してくれています。
自律神経には、
交感神経
→ 活動モード・緊張モード
副交感神経
→ リラックスモード・回復モード
この2つがあります。
本来は、このバランスがうまく切り替わることで、体は安定した状態を保っています。
ですが、ストレスや疲労が続くことで、この切り替えがうまくいかなくなることがあります。

パニック障害の方に多い「交感神経優位」の状態
パニック障害の方は、常に体が“緊張モード”になっているケースが多く見られます。
つまり、交感神経が過剰に働いている状態です。
すると、
・心拍数が上がる
・呼吸が浅くなる
・体が力む
・血流が悪くなる
・胃腸の働きが低下する
など、さまざまな反応が起こります。
本来であれば、一時的に緊張しても、その後は副交感神経が働いて落ち着いていきます。
ですが、自律神経が乱れていると、ずっとアクセルを踏み続けているような状態になってしまうのです。
この状態が続くことで、
「また発作が起きるかも」
↓
不安が強くなる
↓
さらに交感神経が働く
↓
動悸や息苦しさが出る
という悪循環に入りやすくなります。

呼吸の浅さが関係していることも多い
パニック障害の方を実際に見ていると、かなり多くの方に共通しているのが「呼吸の浅さ」です。
特に、
・肩で呼吸している
・胸だけで呼吸している
・息をしっかり吐けていない
という状態が目立ちます。
本来、呼吸は横隔膜をしっかり使って行われるものですが、体が緊張していると、首や肩ばかり使った浅い呼吸になりやすくなります。
すると、脳が「酸素が足りない」「危険かもしれない」と反応し、不安感が強くなることがあります。
実際、発作時に「息が吸えない感じがする」という方は非常に多いです。
ですが実際には、“吸えない”というより、“うまく吐けていない”ケースも少なくありません。

姿勢と自律神経はかなり関係している
これは意外に思われるかもしれませんが、姿勢も自律神経に大きく影響します。
例えば、
・猫背
・巻き肩
・ストレートネック
などになると、首や胸まわりの筋肉が緊張しやすくなります。
すると、
・呼吸が浅くなる
・血流が悪くなる
・リラックスしづらくなる
という状態につながっていきます。
特にスマホやデスクワークが多い方は、無意識のうちに交感神経が優位になりやすい姿勢を続けているケースが多いです。
実際に郡山市の当院でも、パニック障害や自律神経の不調で悩まれている方は、首・肩・背中の緊張がかなり強い方が多く見られます。
「心の問題だけ」と決めつけないことが大切
パニック障害というと、「気持ちの問題」「精神的なもの」と思われがちです。
もちろん、ストレスや不安は関係しています。
ですが、実際には、
・睡眠不足
・疲労の蓄積
・姿勢不良
・呼吸の浅さ
・筋肉の緊張
・自律神経の乱れ
など、“体側の問題”が強く関係していることも少なくありません。
だからこそ、
「気持ちを強く持たなきゃ」
「考えすぎないようにしなきゃ」
だけでは改善しにくいケースもあるのです。
当院が大切にしている考え方
当院では、パニック障害や自律神経の不調に対して、「心」と「体」の両方を見ることを大切にしています。
特に、
・首や背中の緊張
・呼吸の浅さ
・姿勢バランス
・自律神経への負担
などを確認しながら、全身の状態を見ていきます。
もちろん、接骨院は医療機関ではありません。
そのため、診断や投薬を行うことはできません。
ですが、
「どこに行っても変わらなかった」
「薬だけでは不安が残る」
「体を整えることも必要だと思う」
そう感じている方に対して、体の面からサポートできることは多いと考えています。

まとめ
パニック障害と自律神経は深く関係しています。
特に、
・交感神経の過剰な働き
・呼吸の浅さ
・首や肩の緊張
・姿勢の崩れ
などが重なることで、体が常に緊張状態になり、不安感や発作につながりやすくなるケースがあります。
もちろん、パニック障害は単純なものではなく、さまざまな要因が関係しています。
だからこそ、
・休養
・生活習慣の見直し
・必要な医療機関との連携
・体のケア
を含め、総合的に考えていくことが大切です。
「最近ずっと体が緊張している」
「呼吸が浅い気がする」
「常に不安感が抜けない」
そんな方は、一度“体の状態”にも目を向けてみることが大切かもしれません。

