頭痛の種類を解説
~その頭痛、いつものことだと我慢していませんか?~
「頭痛は昔からだから仕方ない」
「薬を飲めばなんとかなる」
「病院に行くほどではない」
このように考えながら、頭痛を我慢する生活が当たり前になっている方はとても多いです。
ですが実は、頭痛にはいくつかの種類があり、原因や対処法はまったく違います。
種類を知らずに対処を間違えると、
- 頭痛が慢性化する
- 薬が手放せなくなる
- 頻度や強さが増していく
といった悪循環に陥ることもあります。
このページでは、頭痛の代表的な種類をできるだけ分かりやすく解説しながら、「なぜ良くならないのか」「どう考えればいいのか」をお伝えします。

頭痛は大きく分けて3つのタイプがある
一般的に、病気が原因ではない頭痛は次の3つに分けられます。
- 緊張型頭痛
- 片頭痛
- 群発頭痛
まずは、それぞれの特徴を見ていきましょう。
緊張型頭痛|一番多い「締めつけられる頭痛」
こんな頭痛はありませんか?
- 頭が重い、ズーンとする
- ハチマキで締めつけられる感じ
- 首や肩こりも一緒にある
- 午後から夕方にかけて強くなる
- 毎日のように続いている
これに当てはまる方は、緊張型頭痛の可能性が高いです。
なぜ起こるの?
緊張型頭痛は、
- 長時間のデスクワーク
- スマホの見すぎ
- 猫背や前かがみ姿勢
- 精神的なストレス
などによって、首・肩・背中の筋肉が緊張し続けることで起こる頭痛です。
筋肉が硬くなると、頭にいく血流が悪くなり、重だるい痛みとして現れます。
薬を飲んでも良くならない理由
緊張型頭痛は、筋肉や姿勢の問題が原因であることが多いため、
- 痛み止めを飲む
- 一時的に休む
だけでは、根本的な改善にはつながりません。
「その場は楽になるけど、またすぐ痛くなる」という方が非常に多い頭痛です。
片頭痛|ズキズキするつらい頭痛
こんな特徴はありませんか?
- こめかみ周辺がズキズキ痛む
- 動くと痛みが強くなる
- 光や音がつらい
- 吐き気をともなうことがある
- 月に数回〜数回以上起こる
これらは片頭痛の代表的な特徴です。
片頭痛の意外な落とし穴
片頭痛は、
- 血管が広がる
- 神経が過敏になる
ことで起こると考えられています。
ここで注意したいのが、肩こりがある=揉めばいい、温めればいいとは限らないという点です。
片頭痛のタイプによっては、
- 強いマッサージ
- 長時間の入浴
- 温めすぎ
が、逆に頭痛を悪化させることもあります。
「いつ起こるか分からない不安」
片頭痛のつらさは、痛みだけでなく、
- 仕事や家事の予定が立てられない
- 外出が怖くなる
といった生活への影響も大きい点です。
群発頭痛|数は少ないが非常につらい頭痛
特徴的な症状
- 目の奥をえぐられるような痛み
- 片側だけに起こる
- 一定期間、毎日のように続く
- 夜中や明け方に起こりやすい
群発頭痛は頻度こそ少ないですが、「耐えられないほど痛い」と表現されるほど強烈です。
このタイプは、早めに医療機関での検査が必要なケースもあります。
「頭痛=頭の問題」ではないことが多い
ここまで読んでいただいて、お気づきかもしれません。
多くの頭痛は、頭そのもの、脳だけが原因ではありません。
実際には、
- 首の動き
- 姿勢の崩れ
- 背骨のバランス
- 肩・首の筋肉の緊張
といった、体全体の使い方やバランスの乱れが深く関係しています。
なぜ検査で「異常なし」と言われるのか?
頭痛で病院を受診し、「検査では異常ありません」と言われた経験はありませんか?
これは、
- 命に関わる病気ではない
- 構造的な異常が見つからない
という意味であって、「問題がない」「つらさは気のせい」ではありません。
レントゲンやMRIに写らない、
- 姿勢の崩れ
- 動きのクセ
- 筋肉や神経の緊張
が原因になっていることも多いのです。

頭痛が長引く人に共通する特徴
当院に来院される頭痛の方には、いくつか共通点があります。
- 頭痛薬を長年飲み続けている
- 首や肩がいつも張っている
- 姿勢が崩れている
- 呼吸が浅い
- 寝ても疲れが取れない
これらが積み重なることで、頭痛が起こりやすい体の状態が作られてしまいます。
「頭痛が出にくい体」を目指すという考え方
大切なのは、「今出ている頭痛を止める」だけではなく、「頭痛が起こりにくい体を作る」という視点です。
そのためには、首・肩だけを揉む、薬で抑え込むではなく、
- 姿勢
- 体のバランス
- 日常動作
を含めて考える必要があります。

まとめ|頭痛は我慢するものではありません
頭痛は、体からのサイン、無理が続いている合図でもあります。
「いつものことだから」と我慢を続けるほど、頭痛は慢性化しやすくなります。
もしあなたが、
- 頭痛薬が手放せない
- 原因が分からず不安
- できれば薬に頼りたくない
そう感じているなら、一度ご自身の体の状態を見直すタイミングかもしれません。
頭痛の種類を知ることは、改善への第一歩です。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、効果を保証するものではありません。

